SUKOYAKA馬体を使ってみた(その2)

さて、前回はエラーが表示されたところまでだったが、
ここでSUKOYAKA馬体が動作するまでを整理しとこう。

まず、Java8がインストールされていること。
インストールすると、
C:\Program Files\Java\jre1.8.0_XX配下にファイルを展開するが、
実はこれが曲者で、
C:\Program Files配下は、
ファイルの書き込みが制限されているため、
先のエラーはこれが影響していた。

ちなみに、SUKOYAKA本体をインストールすると、
C:\JBBA\bin配下にファイルが展開されるが、
これだけではショートカットをクリックしても動かない。
(オレのWindows7 Professionalでは動かなかった)
ポイントは2つ。

  1. C:\JBBA\bin配下のconfフォルダを、C:\Program Files\Java\jre1.8.0_XX\bin配下にフォルダごとコピーする。
  2. コマンドプロンプトを管理者として実行し、画面のように入力する。(画面はJREが1.8.0update60の場合。SUKOYAKAに添付のJREは1.8.0update65なので、フォルダを読み替える)


これで起動するようになるはず。
※もし起動しない場合は、コメントください。

でもって、前回の続き。
まずは2015/11/30の馬体重を入力すると、
このようにグラフが表示される。


同様に、2015/12/31の馬体重を入力すると、
2点をプロットして、
ようやくグラフらしくなった。


Excelで出力することもできるが、
内容は画面に表示されているものと同じ。


ウッドランドドリーム'15は6月生まれなので、
標準(オス、5,6月生)のグラフと
近似していることが分かるだろう。
本ソフトで分かるのはこれだけ。

牧場関係者の立場からみると、
多頭数の馬を比較できるので、
成長が遅れているのはどの馬か?
といったような使い方ができるかも。
各馬個体の飼養管理は、
もう1つのSUKOYAKA栄養で行うということだろう。

要するに、牧場にいる間の馬体管理なので、
トモやら繋やら飛節やら肩なんかは管理対象外。
つまりは使えないということだ。
ただ、最近は当歳募集のクラブも増えてきたので、
当歳から2歳までの成長を記録して比較したい
といった用途には使えるかもしれない。
ただし、体高、胸囲、管囲を定期的に開示してくれないと
あまり意味はないかも。

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