凱旋門賞、今年も最強牝馬に平伏

今年も凱旋門賞の季節がやってきた。
欧州G1レースの総決算。第93回凱旋門賞
(実際はこの後アメリカで行われるBCターフに回る馬もいるが)
昨年のオルフェーヴルが2着に敗れたシーンは、
まだ記憶に新しい。
そして20頭立てとなった今年も、
日本から3頭の精鋭が挑んだ。
桜花賞馬ハープスター、
安田記念、ドバイDF馬ジャスタウェイ、
宝塚記念連覇のゴールドシップだ。

詳しくは
JBISの特設サイトHPか、
JRAレーシングビュワーの特設サイトHPで。

今年の3頭は、
去年のオルフェーヴル、キズナとは異なり、
フランスでの前哨戦は使わず、
ハープスターとゴールドシップは札幌記念から、
ジャスタウェイは安田記念からぶっつけで臨んだ。
これが吉と出るか凶と出るか・・・
1番人気は今年の英オークス、K・ジョージを勝ったタグルーダ。
2番人気は地元の2冠牝馬アヴニールセルタン。
日本馬3頭はハープ(4人気)、
ジャスタウェイ(5人気)、
ゴールドシップ(6人気)の順。


いざ、レース。
突出したラビット(ペースメーカー)がいるわけでもなく、
(つーか、いたが全然ペースが遅い)
レースは終盤までダンゴ状態。
3コーナーから4コーナーまでの直線で、
各馬追い出しにかかる。
ここで伸びてきたのは、
昨年の勝ち馬トレヴ(7人気)。
残り100mくらいで馬群を抜け出すと、
後続の追撃は届かず、
Alleged以来、36年ぶりの6頭目の2連覇。


日本馬は、
ハープスターの6着が最高で、
ジャスタウェイが8着、ゴールドシップは14着に終わった。
昨年は斤量云々と言われてたけど、
今年はこれまで未勝利と、
ノーマークに近かったトレヴ。
昨年は2:32:04で勝ったが、
今年はそれよりも6秒も速い2:26:05。
ここ大一番では底力が違った。
ちなみにここ4年は牝馬が4連勝中。

日本馬3頭は、
レースでの位置取りもそうだけど、
やはり臨戦過程という気がする。
悲願はまたしても持越しということで。
とりあえず全馬、全陣営ともお疲れ様でした~

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