トロワフィーユ 4回阪神2日目6R 結果

【9月8日】
 出遅れ気味のスタートとなり、前半は最後方からの競馬。直線に向いて終いを伸ばしにかかりましたが、最後まで前列との差は縮まらず、結果13着での入線となっています。
「馬自身が内面からカッカして、変に燃えてしまうような感じ。ゲートインの際に中で座り込むような格好になり、出遅れてしまったのもその影響だと思います。それにずっと左にモタれながら走ろうとするため、ちょっと乗りづらいところもありましたね。ラストはこの馬なりに伸びてくれましたが…」(池添騎手)
「これまで何度も入退厩を繰り返したように、この時期になってもまだ体質的に弱いところがある状況なものですから…。満足いく稽古を積むことができないのは痛手。う~ん、なかなか思うようにはいきません」(田中助手)
◆大幅な馬体減(-26㎏)とはいえ、ギスギスした印象はなく、「最後の未勝利戦にむけたギリギリの仕上げ」(厩舎陣営)。2戦目の変わり身も含めて望みを託しましたが、後手後手に回るレースを余儀なくされた点を差し引いても、残念ながら目に見える前進を窺い知るまでには至りませんでした。なお、「当初に思い描いていたような成長曲線を辿ってくれず、2歳以降の伸びや変化が乏しくなってしまった」(調教師)現状を踏まえ、このたびの未勝利番組の終了に伴い、現役を引退する方向で協議を進めていくことになりました。(HTC)

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