史上最高

9連休のお盆休みも残すところあと2日。個人的に一番衝撃が大きかったのが、今週に入っての大幅株安である。
米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)問題によるアメリカ経済の先行き不安によるものと言われているが、早い話が住宅ローンなどの焦げ付き(いわゆる貸し倒れ)の影響だ。日本でも住宅ローンを組んで自宅を立てる場合、一般的にはその自宅そのものを担保とするが、アメリカではモーゲージと呼ばれ日本よりも更に普及している。このモーゲージを非プライム(優良顧客)層にまで拡げて貸し付けた結果、今回のような事態を引き起こしたのだ。
もちろん筆者もこのお盆で大幅な含み損を抱えてしまった。せいぜいナンピンで取得単価を下げたくらい。日経平均が下がる場合、主に円高となるが、一時は112円まで上がったため、部品の供給を国外依存している場合、調達コストの増大により業績は下降する。つまりスパイラルに陥るというわけだ。
何はともあれこの辺で勘弁してもらいたい...
最高を記録したのは株安だけではない。猛暑も日本全国に猛威を振るっている。何せ沖縄より東北の方が暑いのだ。普通では考えられない。16日に観測史上最高の40.9℃を記録した岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市。山形市が74年前(1933年)に記録した40.8℃を更新した。
今年から使われるようになった"猛暑日"という言葉。最高気温が35℃以上の日を指すが、こうも軽々と40℃を超えるようでは、近い将来"酷暑日"という言葉が生まれても不思議はなさそうである。そういえば"熱帯夜"(最低気温が25℃を上回る日)の上はあるのだろうか?

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