後の祭り

今日からセ・リーグが開幕。ヤクルトの古田監督は今季初戦ということもあってか、先発マスクを被っての登場。WBC熱がとりあえず収まってからのレギュラーシーズンスタートということもあってか、先に開幕したパ・リーグほどの盛り上がりは見せていないようだ。
明日から平成18年度となるが、最後になってようやく偽メール問題にもピリオドが打たれそうだ。本日午後、民主党の前原代表の代表辞任、永田議員の辞職が発表された。ただ、多くの評論家が口を揃えて言うように時既に遅しである。2/16の予算委員会で質問に立った永田議員のブラフに始まり、その後の前原代表の彼を擁護する発言。国会でははったりも必要だと思うしそこまではいいだろう。しかしその後の対応が拙かった...
メールが偽物であることが分かった時点で、前原代表は永田議員を辞めさせるべきだったのだ。「泣いて馬稷(禾ヘンではなくて言ヘン)を斬る」の故事ではないが、彼を自発的に辞職させておけば、あくまでも彼のスタンドプレーという名目で事態を収拾し、党への影響も限定的なものに留めることができていたと思う。また永田議員としても、ここで党に貸しを作っておけば次の総選挙で再起もできただろうし、世論に対しても潔い印象を与えていたかもしれない。
しかし実際はそうしなかった結果、討論がメールの真偽に論点(&国民の関心)が移り、4点セットで攻勢にあった民主党はイニシアティブを自民党に握られてしまう。そして迎えた3/2。舌鋒を失った民主党を尻目に予算案は衆議院本会議を通過。知っての通り予算案は衆議院可決後30日以内に成立してしまう。この時点でジ・エンドだった。
先の衆院選惨敗の責任を取った岡田氏の後を受けて党代表に就任した前原氏。先に国対委員長を辞任した野田佳彦議員とは、松下政経塾の後輩(8期生)先輩(1期生)の関係になる(ちなみに先日の横浜市長選で再選を果たした中田市長は10期生)。先輩に泥を被らせ、当事者は登院停止30日を経て辞職。今後おそらく彼らが表舞台に立つことはないだろう。
この松下政経塾の塾主、故松下幸之助(松下電器創業者)氏は五誓の中で「自主自立の事」と謳っているが、今回の身の処し方を見る限り、彼らにとって”国家の大事”はまだ時期尚早だったようだ。

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