新プレイオフ案

昨日、ロッテがソフトバンクとのプレイオフを3勝2敗で制し、31年ぶりにパシフィック・リーグ優勝を達成した。優勝に導いたボビーこと、Robert John Valentine監督は、'00年にNYメッツでナ・リーグ優勝しており、史上初の日米リーグ優勝経験者となった。
とはいえ、一口に31年前といっても筆者が1歳の頃だから、もう四半世紀以上前になるわけだ。このロッテというチーム、生の試合は一度も見たことがない。フランチャイズの千葉マリンスタジアムは、筆者もよく出張で行ったことのある幕張にある。JR総武線の海浜幕張駅から徒歩約10分程度のところにあり、すぐ近くにはコンベンションホールとして有名な幕張メッセも見える。選手としては、今回プレイオフにも出ていた今季限りで引退するベテラン初芝清、それから遡ると愛甲猛、なぜか現横浜ベイスターズの監督である牛島和彦、そしてマサカリ投法の村田兆治。さらには唯一セ・パ両リーグで三冠王を獲った現中日ドラゴンズ監督の落合博満らの名前が見えるが、その落合の全盛期をもってしても優勝できなかったのだから、31年ぶりというのも無理もない。
今回も!惜しくも敗れたソフトバンクの王監督は、シーズン終了後から間隔が空いた為に試合勘が鈍り、ロッテの勢いに負けたと言っていた。筆者も全く同感である。ロッテは3位西武との戦いに2連勝し、その勢いでソフトバンクとの初戦から2連勝した。3戦目も9回1死まで勝ちゲームだったが、リリーフの小林雅が崩れ連敗。流れが一旦はソフトバンクに傾きかけたものの、短期決戦のあやというべきか、ソフトバンクは5戦目を落とし、2年連続リーグ勝率1位にも関わらず2年連続リーグ優勝を逃した...
そこで提案。まず、現行の3位チームのプレイオフ進出を失くす。(はっきり言って、3位チームまで救済するのは無意味)そして、セ・リーグでもプレイオフ導入を検討していることから、パ・リーグ1位VSセ・リーグ2位の勝者とセ・リーグ1位VSパリーグ2位の勝者で日本シリーズを行うというのはどうだろうか?(各対戦は交流戦の対戦成績を元にアドバンテージを与えるようにすれば、シーズン序盤の交流戦といえども後々シリーズに響いてくるため、各チーム真剣勝負にならざるを得ない)これなら各リーグの1位チームが休むこともなくなる。当然日本シリーズを同一リーグ同士で争うケースもあるだろうが、それはそれで面白いと思うのだが。
日本シリーズは阪神VSロッテ。面白い勝負になりそうだ。

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