夏の終わり

今朝、たまたま朝からテレビを見ていたのだが、その放送終了直前に、東京10区から出馬する小林興起前衆院議員が、夕方5時から新党の旗揚げ会見を行うと暴露し、周囲の注目を集めた。その名は新党「日本」。
おそらくはテレビ局のえげつないセッティングだとは思うが(ちょっと前には他局でもあった)、自民党公認の小池百合子氏と隣同士で、本番は互いに論陣を張っていた二人。確かに多少の含みを持たせる発言もあったようだがまさかという感じだった。これで3つめ。ムネオの「大地」もそうだが、今度は「日本」とは大きく出たものだ。
しかしこれで自民党の勝利はほぼ間違いないとみていい。なぜなら戦力の分散は各個撃破されるだけであり愚の骨頂でもある。民主党を含む反対派の票が割れ、比例区の当選者数が減ると思われるからだ。現実問題は別として、どうせなら民主党がイニシアティヴを取り、反自民連合を持ちかけるのでもいいだろう。共闘するのではなく、互いに足を引っ張り合っていては却って逆効果になる。「大地」以外はおそらく無所属を貫いて挑んだほうがよかったのではないだろうか?(その点、やはりホリエモンは頭がいい)
さて、昨日終わった夏の甲子園。駒大苫小牧が57年ぶりの夏2連覇。これまで選抜との春夏連覇は何度かあったが、夏2連覇となると約半世紀ぶりとなる。夏の大会が終わると、ナインは翌年に向けまた再始動することになるが、それを乗り越えて連覇を果たすということは賞賛に値する。また惜しくも準決勝で涙を飲んだ大阪桐蔭の投打の柱辻内と平田は間違いなく今年のドラフトの目玉となるだろう...そして甲子園が終わると、やがて夏も終わりを告げる。
暑さ寒さも彼岸まで。そしていよいよ衆議員選挙が幕を開ける。

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