センターコートの女神

ついに7月。東北を除く各地では渇水の心配までされているが、ここ九州では結局、空梅雨のままだった。
今月に入り、コンフェデ杯&ワールドユースで中断していたJリーグも再開した。こちらは個人のBLOGでさんざん触れているのでここまでとする。
先日行われた、テニスのウィンブルドン女子シングルス。V・ウィリアムスが優勝したのだが、昨日の夜中試合を見ていて気になることがあったので少し書いてみる。第1セットはダベンポートが6-4で先取し1SetUp。しかし、事件は第2セットに起こった。苦しみながらも互いにサービスゲームをキープし、ウィリアムスのサービスとなる第9ゲーム。ウィリアムスの放ったサービスはラインの外。しかし、Faultを示すアラームが鳴らない。もちろん我々はスローで見ているので、繰り返しスロー再生される映像で分かるのだが、明らかに入っていない。当のウィリアムスも2ndを撃つつもりでいたのだ。ダベンポートはチェア・アンパイアに猛抗議したが、判定は覆らずウィリアムスはそのゲームをキープ。結局6-6と譲らず第2セットはタイブレイクへ突入。息を吹き返したウィリアムスがタイブレイクを一方的に制し、7-6で第2セットを奪い、セットカウント1SetAllのイーブンに。最終セットも最後までもつれ込んだが、強力なバックハンドでダベンポートを振り切ってウィリアムスが優勝した...
第1セットから第2セットの中盤までは明らかにダベンポートがおしていた。決勝まで1セットも落としていないはずのウィリアムスが勝負どころでDoubleFaultを連発し、半ば自滅するかに思われていたからだ。そこであのミスジャッジ。何とかキープするものの、リターンでネットが多くなり、最後はウィリアムスの粘りに屈した格好となった。たった1つのポイントが勝負の分かれ目といってもいいだろう。
当たり前だが、野球やサッカー、バレーなどのチーム競技と違い、一人でプレイするゴルフやテニスではそうしたメンタル面が勝負を大きく左右する。それでも久々にいい試合を見せてもらった。またシューズを買い換えようかな~

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