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テニスの4大タイトルの1つ全仏OPENは毎年波乱含みだ。
男子シングルス決勝は、なんと初出場で現在男子ATP世界ランキング1位のフェデラーを破ったナダルと、ピエルタの顔合わせとなった。奇しくも二人ともレフティー(左利き)である。知っての通り、試合が行われるローランギャロスのサーフェスはクレー。球足が伸びるハードと違い、全仏だけは苦手とする選手も多い。一足先に決まった女子シングルス決勝は、エナンがストレート勝ちで復活のタイトル2度目の獲得。とはいえ彼女はまだ22歳。同じベルギー勢ではクライシュテルスもいるが、昨年は二人とも元気が無かった。今年はWTA上位進出の兆しを見せつつある。女子は人気で他を圧倒するシャラポワのイメージがあるが、残念ながら今回は準々決勝で姿を消している。今晩行われる男子決勝が楽しみ・・・(見たいけどWOWOWでしか中継されないので見れない)
国内では日記でも触れたが、サッカー日本代表が苦しみながらも小笠原のゴールでバーレーンに勝利。筆者は中田英寿が個人的には好きなのだが、HPでは今回の勝利について、いつもの課題を除いては、特に柳沢のポジショニングについてはベストと、彼には珍しく褒める内容だった。個人的には辛勝と捉えていたが、当事者がそう言うのならそうかもしれない。が、他のリーグの予選を見ると、日本とのプレイスタイルの差は歴然である。
まずボールキープは大体2タッチ、あとはパスで繋いでいる。当然、そのためには受け手が相手のマークを外し、フリーでスペースにいることが重要なのだが、日本の場合はまだボールを持って、しばらくはパスを出す相手を探しているのだ。筆者が思うにそのレベルに達しているのは、小野と中田英くらいか。俊輔もまだまだだ...次回の北朝鮮戦は主力を欠いての戦いになるが、小笠原も意地を見せたし、あっさりと決めてもらいたい。
女子ゴルフでは、地元出身の不動が3位でフィニッシュし、LPGAの生涯(通算)獲得賞金トップとなった。横峯、宮里はそれぞれ3位、8位タイに終わったが、まだまだ人気は続きそうである。

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