お粗末2題

世の中の移り変わりは早い。せっかくの題材が過去のものとなってしまうためだ。
先週は、大学センター試験の国語、英語の問題の概要(あくまでも問題そのものではない)が有名掲示板(2ch、筆者もよく見ている)に漏れていたことが発覚。しかもその前日には同じ国語の問題が、過去の教科書で使われた文章だったとのこと。有利不利はないと言われるが、仮に一度見ただけだとしても、知っているのといないのとでは読解に要する時間は変わってくるはずで、受験生が不公平感を持つのは当然だ。
また前者の問題については、試験問題に関与する立場の人間しか知り得ない情報であり、文科省も看過せずに対策を立てるべきであろう...確かに問題にし易い文章というのは存在するはずで、よく使われればそれだけ陳腐化し、対策も立てやすくなる。まあ、作る側の苦労も察しないわけではないが。
ところで、昨日はNHKのエビ・ジョンイルこと海老沢会長がようやく辞任との声明を出したようだ。ここに来て4年も前の番組編集を巡って、NHKと朝日新聞の対立が取り沙汰されているが、言った言わないの水掛け論で、両者落とし所がなくなったようだ。発端は、政治家が番組に対して圧力をかけたか否かだったのだが、争点は別のところに...喜んでいるのは安倍氏と中川氏?

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