日本と中国

周知の通り、日本のプロ野球は選手会とオーナーサイドが妥結した。
そこで次の話題となるのが、来期パリーグへ参入できるであろう枠の椅子を巡って楽天とライブドアの争いだ。先に仙台を保護地域(フランチャイズ)に指名したのは後者だったが、楽天も同じく仙台を指名した。アクセス的には両者とも東京から新幹線で約1時間前後とそう差はないが、やはり政令指定都市であるかないかの違いは集客に現れる。個人資産2500億(といっても実際は有価証券の時価総額だろうが)の楽天もそこを見逃すはずはなかった。
しかもバックについている面々がすごい。その顔ぶれをみるや、球団を2,3つ持てそうなトヨタ(現に中田ヒデの所属するFiolentinaのスポンサーでもある)を筆頭に錚々たるメンバーだ。これではライブドアの旗色も悪いのも無理はない・・・果たしてどうなるか?
さて近頃、上海で中国初のF1が開催されている。上海は言ってみれば経済特区、外資溢れる地域だ。まさに国家的なプロジェクトとして実行されていた。
先頃日本でもWRC(見事スバルが地元優勝を飾った)が開催されたが、F1の歴史はさらに古い。自動車の普及率が今や1人に1台の日本に対し、中国は1世帯に1台もない。果たして関心があるのだろうかと思いきや、意外といるようである。
世界で年1回の開催では到底ペイできない。マカオF3などの誘致が急務だろう。これからの展開が気になるところだ。

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